惠　壽　美　会　の　歩　み　　　　　　　　　　　

佐原囃子愛好会「惠壽美（えすみ）會」の御紹介

　佐原囃子愛好会「惠壽美（えすみ）會」は、インターネットなどで知り合った関東各地の祭囃子愛好家による佐原囃子体験の会として、平成12年に発足しました。現在では、地元小中学生をはじめとする多くの参加を得て、和気あいあいとした雰囲気の中で佐原囃子の稽古に励んでいます。

　稽古は原則として月２回、佐原囃子保存会「佐原囃子連中」（佐原市寺宿、仲川岸、潮来市濱町の山車に乗演）の方々を講師にお招きして、佐原の観光売店「忠敬茶屋」で行っています。会員には囃子が初めてという初心者もおられるので、初歩的な楽器の扱い方から始めて、少しづつ難しい演奏にチャレンジして技術の向上を目指していきます。いろいろな楽器に挑戦している会員もいます。将来の下座師を目指して頑張っている人もいます。不定期ながら、訪問演奏会や他団体との交流会などで、日頃の稽古の成果を披露する機会も増えてきました。

　会員の幅が広いのも当会の特色です。参加者の中には江戸囃子・石岡囃子・秩父屋台囃子などを演奏されている方々もおられ、興味は佐原囃子にとどまらず広く各地の伝統的な祭礼芸能などにも目を向けており、その縁で他の地域の囃子団体との交流会などが行われています。

　当会は平成27年1月で発足15周年を迎えました。佐原囃子は間口は広いが奥の深い芸能で、やればやるほど、伝統に裏打ちされた楽しさ・おもしろさが見えて来ます。これからも会の活動と交流を通して、佐原囃子の魅力を皆で共有し、より深く理解していければ、と思います。

「惠壽美會」概要

活動の歩み（主な活動状況です）

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